フロントタイヤもリアタイヤも同じメーカーなんですが
サイズ違いを履いています。
同じタイミングでクリーニングしてもフロントだけ変色が早い....そうです。
嫌ですよね。。。
しかし大前提として、
ホワイトウォールはどうしても変色してしまいます。
それには理由があります。
タイヤの中には劣化防止剤が入っていてそれが変色の原因なんです。
簡単に説明すると劣化防止剤の配合が少ないと
変色しにくい代わりにタイヤのひび割れが早くなります。
逆に劣化防止剤の配合が多いと
タイヤのひび割れは起こりにくいのですが変色しやすいです。
絶妙なバランス(配合)で同じように作っても
多少のバラツキはどうしても出てしまいます。
(使用環境の違いなども関係するので一概には言えませんが...)
同一メーカーの物で同じ製造年のタイヤを
同じ車両、同じタイミングで使いだしても
ご覧の通り差が出ます。。。
そして面白い事にホワイトウォールの白さをキープしているリアタイヤは
トレッド面にひび割れが確認でき、
少し変色が見受けられるフロントタイヤはひび割れが確認出来ません。
いずれのタイヤも装着から6年程経過しています。
【リア】
【フロント】
あとタイヤWAXも水性・油性とありますが
油性のものはひび割れを促進させます。
そんな訳で耐久性は劣りますが水性をお勧めします。
ホワイトウォールクリーナーも同様で
アルカリ性の物は比較的簡単に汚れが落ちますが
その後の変色、ひび割れを促進させます。
中性洗剤+メラニンスポンジ、ボンスター、
1000番程度の耐水ペーパー(スコッチでもOK)がお勧めです。
※クリーニングの際はホイールに傷がつかないように取り扱い注意してください。
削るの??
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが
タイヤの製造現場でも加硫後にホワイトウォール部を少し削る工程がありますので。
塗装の磨きと同じです。
その工程がある為、現在市場で流通しているホワイトウォールタイヤの多くが
ホワイトウォール部に文字など無く、のぺっとしていると思います。
そっちの方が製造し易いのですが
陰影も無くサイドウォールに表情がありません。
1950年代~60年代のホワイトウォールタイヤには
ホワイトウォール部にメーカー名やロゴマーク、
サイズ表記が入っているので陰影もありカッコいいんです!
もちろんそんな理由でAutobahnタイヤには
ホワイトウォール部にメーカー名やロゴマーク、
サイズ表記を入れています◎
ホント、製造の難易度は全く違うのですが自分たちの拘りです。
話がそれてしまいましたが.....^^;
上記の理由により、どのメーカーのタイヤでも
ホワイトウォールタイヤが時間の経過と共に多少変色するのは仕方ない
という事をご理解ください。
*BiasTire/Radial Tire、各種取り扱っています!